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https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/126.html
【マップ】 『世界各地の施設が点在するアルハザード』という設定。マップ外に出ると、対称位置のエリアに飛ばされる。 エリア分けは9×9マス=81エリア。1エリアは1km四方。施設の数は35。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【施設】 ・翠屋 ・ホテル・アグスタ@魔法少女リリカルなのはStrikerS ・機動六課隊舎@魔法少女リリカルなのはStrikerS ・管理局地上本部@魔法少女リリカルなのはStrikerS ・スカリエッティのアジト@魔法少女リリカルなのはStrikerS ・Devil May Cry@魔法少女リリカルなのはStylish@Devil May Cry ・黒の騎士団専用車両@コードギアス 反目のスバル@コードギアス 反逆のルルーシュ ・スマートブレイン本社ビル@魔法少女リリカルなのは マスカレード@仮面ライダー555 ・デュエルアカデミア@リリカル遊戯王GX@遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX ・HELLSING本部@NANOSING@HELLSING ・聖王のゆりかご@魔法少女リリカルなのはStrikerS ・病院 ・スーパーマーケット ・レストラン ・廃墟 ・一戸建て家屋 ・アパート ・客船 ・デパート ・図書館 ・コンビニ ・学校 ・商店街 ・立体駐車場 ・映画館 ・墓地 ・駅 ・工場 ・温泉 ・神社 ・軍事基地 ・ゴミ処理場 ・船着き場 ・ガソリンスタンド ・畑 参加者所在地 66話時点 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 44話時点 http //www3.uploader.jp/user/NANOROWA/images/NANOROWA_uljp00003.jpg 27話時点 http //www3.uploader.jp/user/NANOROWA/images/NANOROWA_uljp00002.jpg
https://w.atwiki.jp/rg350/pages/24.html
# Nintendo(Portable) Gambatte ID=6df35a -- Version:None -- 対象機種:GB,GBC -- ファイル形式:gb,gbc,zip? -- BIOS:None -- 関連ファイル:None -- 補足 zip読めない Gambatte-gcw0 ID=b1d2d1 -- Version:r572u3-20190718-004431 -- 対象機種:GB,GBC -- ファイル形式:zip,gb,gbc -- BIOS:None -- 関連ファイル:None gambatte-dms-multi ID=d24bd7 -- Version:r572u4-20210116 -- 対象機種:GB,GBC -- ファイル形式:zip,gb,gbc -- BIOS:None -- 関連ファイル:None -- リンク [[https //github.com/bardeci/gambatte-dms/releases]] ohboy ID=06b038 -- Version:with ROGUE1.7.10 (20200604) -- 対象機種:GB,GBC -- ファイル形式:zip,gb,gbc -- BIOS:None -- 関連ファイル:None -- リンク [[https //github.com/Ninoh-FOX/RG350-ROGUE-CFW/releases/tag/1.7.10]] ReGBA ID=5a83cb -- Version:1.45.5 -- 対象機種:GBA -- ファイル形式:zip,gba -- BIOS:None -- 関連ファイル:None ReGBA ID=789960 -- Version:20191226 -- 対象機種:GBA -- ファイル形式:zip,gba -- BIOS:None -- 関連ファイル:None ReGBA_1 ID=68fb05 -- Version:20191021 -- 対象機種:GBA -- ファイル形式:zip,gba -- BIOS:None -- 関連ファイル:None -- 補足 RG350向けにリコンパイルされたもの。ゲーム別の個別設定をopkに含めている。 ReGBA_fast ID=470102 -- Version:fast-GCW0 -- 対象機種:GBA -- ファイル形式:zip,gba -- BIOS:None -- 関連ファイル:None -- 補足 GCW0用に作成されたopkだが、RG350でも利用可能 ReGBA ID=158c29 -- Version:with ROGUE1.7.10 (20200604) -- 対象機種:GBA -- ファイル形式:zip,gba -- BIOS:~/.gpsp/gba_bios.bin -- 関連ファイル:None -- リンク [[https //github.com/Ninoh-FOX/RG350-ROGUE-CFW/releases/tag/1.7.10]] VBANext ID=771d2a -- Version:gcw0_20191208 -- 対象機種:GBA -- ファイル形式:gba -- BIOS:$HOME/.vbanext/ -- 関連ファイル:None -- 補足 動作するが、Jeon曰く「slow as Hell 他で動かないソフトが対応している場合がある -- リンク [[https //boards.dingoonity.org/retro-game-350rg-350/rg-350-emulatorsgame-ports/ https //gameblabla.nl/files/ipk/gcw0/]] desmume ID=d4b9ac -- Version:None -- 対象機種:Nintendo DS -- ファイル形式:None -- BIOS:None -- 関連ファイル:None -- 補足 すごく遅い。そして2画面縦並びで表示するので狭い。 gpsp ID=a289d4 -- Version:20191118 -- 対象機種:GBA -- ファイル形式:zip,gba -- BIOS:None -- 関連ファイル:None
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高町ヴィヴィオの朝は早い。 早朝5時。ヴィヴィオがベッドから起き、着替えていく なのは「いってらっしゃ-い」 彼女の一日は日課の早朝ランニングから始まる。 ヴィヴィオが走っていき―――目覚めた。 ヴィヴィオ「・・・えっ、あれっ・・・!?ここ・・・どこ・・・・?」 ヴィヴィオ「———なんてことが最近多くて・・大会近いからかな?」 アインハルト「私もたまに眠りながらバーベルを・・・」 コロナ「寝てる間ぐらい休もうよ・・・」 魔法少女リリカルなのは Vivid LIFE———はじまります {|memory01 vividな一日| ヴィヴィオ(わたし、高町ヴィヴィオ。St.ヒルデ魔法学院初等科4年生) 朝トレをしていたヴィヴィオにデバイスのクリスが時間を告げてきた。 ヴィヴィオ「えっ、もうそんな時間?」 (この子はわたしの愛機、クリス) ヴィヴィオ「ただいまママ!」 なのは・フェイト「「おかえり―」」 ヴィヴィオの二人のママ、なのはとフェイトが取っ組み合いする。 なのは「今のただいまは私のだよ!」 フェイト「いいえ私です!」 ヴィヴィオ(訳あってうちには二人ママがいます) フェイト「ヴィヴィオももう4年生か」 ヴィヴィオ「えっへん!」 なのは「時間が経つのって早いよね」 ヴィヴィオ「それじゃママたち行ってきます!」 フェイト「あ、待って!」 フェイト「忘れ物はない?ハンカチ持った?ティッシュは?お財布も大丈夫?」 フェイト「変な人についてっちゃダメだよー!」 ヴィヴィオ「ママ・・・わたしもう4年生・・・」 ヴィヴィオ「一限目は魔導実技のテストかー」 ヴィヴィオ(そういえばリオ張り切ってたな) リオ「めざせ1番!!」 リオ「おはよー、ヴィヴィオ~・・・」 ヴィヴィオ「あ、リオ!およは・・・」 ヴィヴィオ「・・・ってどうしたの!?」 リオはげっそりしていた。 リオ「ゲームしてたら朝になっちゃて・・・」 ヴィヴィオ「不規則な生活はよくないよー・・・」 リオ「わかっちゃいるんだけど・・・」 ヴィヴィオ「そうだ!明日から朝一緒に走らない?」 リオ「ん———・・・・・」 リオ「毎朝10kmはちょっと・・・・」 ヴィヴィオ「え~~~~、気持ちいいのに~~~~・・・」 コロナ「おはよ~」 ヴィヴィオ「おはようコロナ!」 クリス?「おぅおぅ!姉ちゃん美人だな!!」 コロナ「!?」 クリス?「どんな下着はいてんだい?」 コロナ「ふ・・・ふえぇ~!?」 ヴィヴィオがクリスにアテレコしてたリオを締め上げる。 ヴィヴィオ「変なセリフ入れないでー!!」 リオ「ギブ・・・ギブ!!」 コロナ「・・・・・」 コロナ「や・・・やめて二人とも!!」 コロナ「こんなの・・・おかしいよ・・・っ」 ヴィヴィオ「えっと・・・コロナ、別にケンカじゃ・・・」 リオ「そうそう・・・・」 コロナ「わたし的には攻守が逆だと思うのッ!!」 ヴィヴィオ・リオ「「!?」」」 リオ(・・・コロナってさ、たまによく分かんないこと言うよね・・・・・) ヴィヴィオ「うん・・・・・」 コロナ「宿題やった?」 リオ「うつさせて~」 ヴィヴィオ(クラスメイトのリオとコロナ。いつも一緒のお友達です。それともうひとり———) ヴィヴィオ「・・・・あっ!」 ヴィヴィオ「アインハルトさーん!」 アインハルト「ごきげんよう、みなさん」 ヴィヴィオ「ごきげんよ・・・・」 クリス(リオ)「勝負だッ、アインハルトー!!」 アインハルト「!!」 リオのアテレコを聞き、アインハルトが構えた。 アインハルト「・・・ハッ」 ヴィヴィオ「アインハルトさん、真面目な方だから・・・」 リオ「ご、ごめんなさい・・・・」 アインハルト・ストラトス。中等科1年生。古代覇王家の直系にして、覇王流継承者。 アインハルト「お恥ずかしいところを・・・・」 コロナ「いえいえ!あの反応力、わたしたちも見習わないと!」 リオ「うんうん」 ヴィヴィオ「獅子は兎を狩るにも全力を・・・・って言いますしね!」 リオ・コロナ((う・・・兎を・・・) ヴィヴィオ(強くて可愛い先輩です) アインハルト「あの・・・時間は大丈夫ですか?」 ヴィヴィオ「大変!遅刻しちゃう!」 リオ「よーし、じゃあ教室まで競争だ!」 リオ「・・・セーフ!」 リオが教室に駆け込んだ。 アインハルト「良い勝負でした・・・」 ヴィヴィオ「・・・あの、ここ初等科ですけど・・・」 中等科のアインハルトまで来ていた。 初等科の生徒たちがアインハルトを見て、ざわめく。 アインハルト「・・・・!」 アインハルトが顔を赤らめた。 ヴィヴィオ「えっと・・・・ご同伴ありがとうございました、アインハルトさん!」 リオ(ナイスフォロー、ヴィヴィオ!) コロナ「ど・・・同伴って・・・」 リオ「コロナ黙ってて!!」 アインハルト「そ・・・それでは帰りは校門の前で」 ヴィヴィオ「はい!」 アインハルト(・・・助かりました、ヴィヴィオさん) ヴィヴィオ(いえいえ) ヴィヴィオ(でも一緒に帰るのはホントですよ!) アインハルト(!、・・・・・はい) コロナ(ほわわ~~~~~~) リオ「・・・・帰っておいで~」 放課後、校門前でアインハルトはヴィヴィオ達を待っていた。 アインハルト(・・・・・・) アインハルトは待ち続けていた。 アインハルトがそわそわしだした。 ヴィヴィオ達は近くでアインハルトを見ていた。 リオ「いい加減かわいそうだよ~」 ヴィヴィオ「も・・・もう少し・・・」 リオ「じゃあね、ヴィヴィオ~」 ヴィヴィオ「うん、また明日!」 アインハルト「では私もこれで」 ヴィヴィオ「はい、さようならアインハルトさん!」 ヴィヴィオがアインハルト達と別れて、家に返った。 ヴィヴィオ「ただいまママ~」 なのは・フェイト「「おかえりー」」 なのは「いまのは私のー-!」 フェイト「いいえ私です!」 ヴィヴィオ(これはわたしたちの平凡で、けれど色鮮やかな、そんな毎日のお話です) (続く)
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USBメモリ上から起動することができるブラウザ Firefox Portable 2.0 のインストール方法を解説します。この記事を編集している2006年12月9日の時点では、Firefox Portable は英語版しか提供されていないようなので、日本語化の方法についても説明します。 尚、この記事では Firefox 2.0 について説明します。 Firefox 1.5.0.7 については次の記事をご覧ください。 「Firefox Portable 1.5.0.7 の日本語化」で検索 1.まず、下記のアドレスから Firefox Portable をダウンロードします。 http //portableapps.com/apps/internet/firefox_portable 「Download Now」と書かれている場所をクリックすると、どこのミラーサーバからダウンロードするかを選択するページになるので、日本のサーバを選んで「Download」をクリックし、任意の場所にダウンロードします。 ダウンロードしたファイルを実行すると、Firefox Portable を展開する場所を指定するダイアログが出るので、USBメモリなどを指定して「Extract」をクリックします。 この時、日本語で名前が付いてるフォルダには入れないようにしてください。絶対パスに日本語が含まれると正常に動作しません。 2. 次に、言語切り替え用の拡張機能をダウンロードします。 http //benjamin.smedbergs.us/switch-locales/ 上記のアドレスから、 Firefox 2.0 用の Locale-Switcher をダウンロードします。 switch-locales-2.0.xpi 3. 日本語ランゲージパックをダウンロードします。 http //releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/2.0/win32/xpi/ 上記のアドレスから「ja.xpi」をダウンロードしてください。 4. Firefox Portable を日本語化します。 Firefox Porrtable を起動します。 FirefoxPortable.exe 初回起動時には、ライセンス使用許諾のダイアログが表示されるので『I accept the terms in the License Agreement』をチェックして、『Continue』をクリックします。 「Tools」→「Add-ons」「Extensions」から、拡張機能(Extensions)のダイアログを開き、先程ダウンロードした「switch-locales-1.5.1.xpi」をドラッグ&ドロップします。拡張機能をインストールするためのダイアログが開くので、「Install Now」をクリックします。 続いて、「ja.xpi」も同様にしてインストールします。 インストールが完了したら「Restart Firefox」をクリックして、Firefox Portable を再起動してください。 「Tools」→「Langueages」→「Japanese」で、使用する言語を日本語に切り替えることができます。もう一度 Firefox Portable を再起動すると、日本語化は完了です。 5. 備考 同じようなソフトとして、携帯FOXというのがあります。これは、あらかじめインストールされていた Firefox と Thunderbird を USB メモリなどのリムーバブルメディアに転送するソフトです。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2548.html
その巨人は振り向き、なのはに目をやった。 「……っ」 なのはは言葉に詰まったが、すぐに次の言葉を発する。 「事情なら私たちが聞くから……」 『…………』 「……私たちに…話してくれない………?」 『…………』 しかし巨人は黙り込んでしまった。 なのはの言葉を聞いているのかすら疑問に思えるように。 さらに言葉を続けようとするが、 「……聞いているのか!」 クロノの声が先に響く。 「彼女は君に話しかけているのに、君は彼女の言葉を聞いているのか!」 「ク…クロノ君………」 エイミィが宥めるがクロノは続ける。 「いい加減君も……」 さらに続けようとする。 しかしクロノの発言は機械音で遮られた。 「……!?」 その巨人は突如、立て膝を立てるように座り込み、腹部に手を添えた。 そして腹部が開き、中から白い服を着た人間が出て来た。 顔にはフルフェイスのヘルメットをかぶっており、そのまま巨人の手に乗り、手は意志を持ってるかのように地面に近づけ、人間を降ろした。 「……………」 クロノは未だに警戒してるようにデバイスのデュランダルを構えた。 しかしその行為を無視するかのように彼は話しかけて来た。 「…すまない……ネオ・ジオンの艦に捕まったと勘違いしてしまった………」 彼はヘルメットを外しながらも謝罪をしていた。 栗色のくせっ毛の男。 顔立ちはイケメンとは言えないが体つきはいいようだ。 「俺は地球連邦軍所属、ロンド・ベル隊のパイロット、アムロ・レイ大尉だ。」 その男はヘルメットを脇に抱えて敬礼すると淡々と自己紹介をした。 「は…はぁ………」 第01話 その名は、アムロ 数分後……… 「艦長のリンディ・ハラウオン提督です。」 「ロンド・ベル隊のアムロ・レイ大尉です。よろしく。」 二人は握手を交わすと互いの席につく。 目の前には先程の青年が立っている。 「執務官のクロノ・ハラウオンです!」 アムロは目の前にいる青年を見た。 まだ20にも満たない少年のようだ。 「……若いな………」 ついつい言葉が漏れる。 「なっ…何だと!」 「まあまあクロノ落ち着きなさい。」 「ですが提督……」 「若いと呼ばれれば普通喜ぶものですよ。」 「ははは………」 苦笑するしかない自分。 ついつい言葉が出る癖は直したくても直せない……… 「はぁ………」 ため息が零れる。 「……所でアムロ大尉……でしたね?体の方は?」 突然リンディ提督は話題を変えた。 先程、ボディチェックと一緒に精密検査をしたんだった。 「あ、はい。怪我の方も異常は………」 「こちらの検査でも人間という結果でしたし。こちらも一安心です。」 しかし、アムロには不可解な点がいくつもある。 宇宙空間以外の空間。 このような少年のいる部隊。 なにより今のリンディ提督の『人間という結果』という発言。 まるで人間以外がいるとでも言うかのようだ。 そこで、 「……リンディ提督………」 「何かしら?」 「ここは………どこなんですか?」 頂いたお茶をすすりながら理解を深める。 「時空管理局……魔導師………俄かには信じがたい話ですね。」 「でも事実なのよ。」 リンディ提督は自分のコップに角砂糖とミルクを注ぎながら答える。 「別に話を信じないわけではありませんよ。あんな空間を見てしまったんですから。」 「確かにそうかもしれないわね……」 そういってお茶を啜る。 「……美味しいんですか?」 「ん?」 ついつい出てしまった言葉。 「ああ、これ?飲んでみる?」 内心興味本意で聞いてしまった。 別にまずいものでも、と視線を目の前にやると、犠牲者を増やすまいと無言で必死に訴えてくるクロノの姿。 さらには自分の直感までもが警告をだす。 「ま…また今度いただきます………」 「あらそう?」 後にクロノから教えられた事だが、別名『リンディ茶』と呼ばれ、殺人級の甘ったるさとか……… 「……つまり俺は、次元遭難者、という訳か………」 「そういうことになるわね。」 あれからさらに話を進め、自分がどのような状況かがわかった。 「…だけど時空管理局は、あなたのもといた世界に送り返すために全力を尽くします。」 「ありがとうございます。可能なかぎり協力を惜しまないつもりです。」 そう、もとの世界に帰ってシャアを今度こそ……… そう内心決意を決めた。 「そう、ありがとう。……じゃ早速だけど貴方の世界について………教えてもらえるかしら?」 「……世界…ですか………?」 「断片的で構わないが、惑星の名前、世界の地域の名称、あと年号を言ってくれれば僕らが探そう。」 クロノも段々と協力的になってきたようだ。 「わかった。」 そういって思い出しながら言葉にする。 「…星の名前は『地球』……大陸はユーラシア、アフリカ、アジア、北と南アメリカだ………」 「「!?」」 大体の事を語った。 しかし彼等は『地球』という単語に反応していたため、彼等は知っていると確信した。 しかし、 「年号はU.C.93年、宇宙世紀0093だ。」 すぐにでも帰れる。 そう思えたのだが、それとは裏腹に意外な答えが帰ってきた。 「宇宙世紀……一体どこの世界だ?」 「……何?」 以外だ。 地球を知っていて宇宙世紀を知らないなんて……… 「……確かに地球は知っているわ………」 「じゃあ貴方達も知ってるでしょ!?数日前ラサに5thルナが落ちたことも!?」 「…ラサ…というと……チベットの?」 「そこの地球連邦軍本部が消滅したことぐらいは地球を知っているならわかるはずだ!」 「…………」 そこまでいったが、リンディ提督は思考にふけり、クロノにいたっては疑問に思って頭を傾げるだけである。 さらにクロノは、「…おかしいな……」とつぶやく始末。 「……一体何がおかしいんだ?こっちは5thルナ落下だけでも十分おかしいのに………」 「いや……僕が地球にいたときはそんな事は全くなかったんだが………」 …………… 何?地球にいた? 突然の発言に思考が止まる。 「……その前に、5thルナとはなんだ?地球連邦軍なんて聞いたことも………」 「……やっぱり………ね」 その会話にリンディ提督は結論を出した。 「……アムロ大尉がいた地球と私たちがいた地球は、別の次元の地球のようね………」 「……別の次元?」 そう聞き返すとリンディ提督はこう答えた。 「……パラレルワールドよ………」 パラレルワールドとは、 現実世界と似て非なる世界。 平行世界の事である。 「実際話だけは聞いたことはあるが……まさか………」 アムロは驚きの表情で答えた。 確かに合点がいくし、魔法なるものが存在しているのだからあってもおかしくはないだろう。 「原因は私たちの発射した魔導砲アルカンシェルと、貴方側の世界で起きた何か………」 「……おそらくサイコフレームの共振による爆発的なエネルギーだ………」 アクシズの片割れをも地球の引力から押し出したほどの力だ、相当なエネルギーだろう。 「じゃあそれが原因で………」 クロノは驚き悩む。 実はさらに偶然が重なっていた。 そのアルカンシェル発射時とサイコフレームの共振が発生した場所がほぼ同じであった。 つまりアルカンシェルが着弾、闇の書の闇が消滅した場所がアムロのいた場所だったのだ。 「……だけどパラレルワールドなら時空管理局の力で………」 クロノは返すことは出来るんではとリンディ提督にいうが、 「……………」 言葉を返さない。 おそらく、いや確実に、 「……不可能よ………」 予感は的中した。 「いくら管理局でもパラレルワールドは未だに未知の領域……アムロ大尉には悪いのだけど………」 だが俺は、 「既に覚悟の上ですよ。」 と答えた。 だがこの発言と同時にリンディ提督の目が光った気がした。 あれから数十分。 アムロは自分の世界の事を語った。 自分の世界の戦争 MS(モビルスーツ) ニュータイプ シャアの人類抹殺計画 そして無謀にもアクシズを押し返そうとしたこと 「……既に帰るところは無くなったから、既に思い出話ですかね?」 実際は語り終わったところである。 自嘲気味に笑うアムロに対してリンディは今だとばかりにアムロを誘った。 「だったら時空管理局に入らない?」 突然の勧誘。 だが既に答えを返していた。 「無理ですよ。第一俺の機体は貴方達管理局の言うところの質量兵器ですよ?」 「いいのいいの!あれは次元振の時の流れ物だってごまかせば!それに貴方には……」 そんな無茶苦茶な話を遮り、さらにいう。 「第二に、ニュータイプとはいっても魔導師ではありませんから戦うことは………」 だがこんどは彼が遮られた。 「実はさっきの精密検査でわかったことなんですけどね………」 「………?」 その言葉は以外だった。 「貴方の体にもリンカー・コアがあったの。しかも推定オーバーSランクの………」 「………はぃ!?」 前へ 目次へ 次へ
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第216回歌会リスト 2023年2月19日開催 お題「白泉社」 参加 19名 企画部屋,なし やた 曲名 作品名/歌手名 MOON PRIDE 美少女戦士セーラームーンCrystal ALIVE リコリス・リコイル 転生したら剣でした 転生したら剣でした ラウドヘイラー 冰剣の魔術師が世界を統べる Make Me Feel Better 劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編 more<STRONGLY 転生したら剣でした Love is Show かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない- 往け 劇場版 ソードアート・オンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリア アトック BLUE REFLECTION RAY/澪 HELLO HORIZON 現実主義勇者の王国再建記 REBELLION 叛逆性ミリオンーアーサー 天使のゆびきり 彼氏彼女の事情(お題) changes 図書館戦争 ROMANCERS’NEO 魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE-THE GEARS OF DESTINY- kuna 曲名 作品名/歌手名 光ったコインが示す方 老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます アルカンシェル 転生王女と天才令嬢の魔法革命 Dear Doze Day 解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ RECONNECTION 最強陰陽師の異世界転生記 視紅 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇 For フルーツバスケット フルーツバスケット その声が地図になる 赤髪の白雪姫 metamorphose この醜くも美しい世界 スペシャル☆ギュッとGood luck! S・A~スペシャル・エー~ 天使のゆびきり 彼氏彼女の事情 Love? Reason why!! 恋愛フロップス 永遠の花 藍より青し(お題) やさしい希望 赤髪の白雪姫 一切は物語 ベルセルク ほうっちゃん 曲名 作品名/歌手名 UNISONIA バディ・コンプレックス アンインストール ぼくらの いけないボーダーライン マクロスΔ Synchrogazer 戦姫絶唱シンフォギア ライオン マクロスF 十六夜涙 薄桜鬼 空色デイズ 遠藤正明 JUST COMMUNICATION 新機動戦記ガンダムW Shangri-La 蒼穹のファフナー 鳥の歌 獣装機攻ダンクーガノヴァ 世界が終るまでは… スラムダンク 桜キッス 桜蘭高校ホスト部(お題) 戦士よ、起ち上がれ! 魔装機神サイバスター 牙狼?SAVIOR IN THE DARK? 牙狼〈GARO〉(2501) ゆうこ 曲名 作品名/歌手名 ひめごと*クライシスターズ お兄ちゃんはおしまい!(かにころっけ) Only for you 転生王女と天才令嬢の魔法革命 Step for Joy 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2 ドラマチックじゃなくても 久保さんは僕を許さない RECONNECTION 最強陰陽師の異世界転生記 永遠の花 藍より青し 告白日和、です! ラブライブ! School idol project ねこにゃんダンス ちょこッとSister ハッピークレセント 神のみぞ知るセカイ(お題) セレナーデ フルーツバスケット ないしょ!のバイリン・キャット みかん絵日記 幸せの砂浜 アマガミSS タカシゲ 曲名 作品名/歌手名 ゴーゴーデンジタイガー 電子戦隊デンジマン 誰がために サイボーグ009 戦う電子戦隊デンジマン 電子戦隊デンジマン 流星人間ゾーン 流星人間ゾーン 戦え!バイカンフー マシンロボクロノスの大逆襲 仮面ライダーのうた 仮面ライダー 戦え!電人ザボーガー 電人ザボーガー 戦えイナズマン イナズマン 失われた伝説を求めて 機甲創世記モスピーダ ヤッターキング タイムボカンシリーズヤッターマン 正義の超能力少年 バビル二世 サテスハクション ハクション大魔王2020 セタップ!仮面ライダーX 仮面ライダーX 亜空大作戦のテーマ 亜空大作戦スラングル 愛よその日まで ヤマトよ永遠に 翔べ!プラズマX ぼくパタリロ(お題) 戦え!仮面ライダーV3 仮面ライダーV3 キングゲイナー・オーバー OVERMANキングゲイナー エニクス 曲名 作品名/歌手名 REAH THE SKY THE IDOLM@STER MILLION LIVE! スポットライト・ミラーランド THE IDOLM@STER MILLION LIVE! Discord Area THE IDOLM@STER MILLION LIVE! Sing a Wing Song THE IDOLM@STER MILLION LIVE! dans I'obsccurite THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 咲ては浮世の君花火 THE IDOLM@STER MILLION LIVE! FairyTaleじゃいられない THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS 百花は月下に散りぬるを THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS Flyers!!! THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS たしかな足跡 THE IDOLM@STER MILLION LIVE! UNION!! THE IDOLM@STER STARLIT SEASON M@STERPIECE 劇場版 THE IDOLM@STER ABSOLUTE RUN!!! THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS 星のオーケストラ かげきしょうじょ!!(お題) 花ざかりWeek end THE IDOLM@STER MILLION LIVE! ココロ☆エクササイズ THE IDOLM@STER MILLION LIVE! ハニー 曲名 作品名/歌手名 摩訶不思議アドベンチャー ドラゴンボール ミックスナッツ SPY×FAMILY KICK BACK チェンソーマン oath Sign Fate/ZERO スカイクラッドの観測者 STEINS;GATE Welccome to混沌 ドロヘドロ カルマ テイルズ・オブ・アビス Butter-Fly デジモンアドベンチャー 曇天 銀魂 オリオンをなぞる TIGER BUNNY 天楽 ボーカロイド 君じゃなきゃダメみたい 月刊少女野崎くん 弱虫モンブラン 初音ミク 深愛 WHITE ALBUM(お題) 微笑みの爆弾 幽☆遊☆白書 NoaTo 曲名 作品名/歌手名 ℃ ツルネ -つながりの一射- ギフト お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 Happy-go-Journey とんでもスキルで異世界放浪メシ TRUE STORY 文豪ストレイドッグス Glorious World 人間不信の冒険者たちが世界を救うようです Hand ツルネ -はじまりの一射- Love is Show かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない- 1・2・3 ポケットモンスター KICK BACK チェンソーマン RECONNECTION 最強陰陽師の異世界転生記 ハイスクール 覆面系ノイズ(お題) フローリア 夏目友人帳 陸 Doki Doki! My Sister Soul ちょこっとSister 真 曲名 作品名/歌手名 若き旅人 釣りキチ三平 恋の呪文はスキトキメトキス さすがの猿飛 UFO戦士ダイアポロン UFO戦士ダイアポロン 純心 怪盗セイント・テール はいからさんが通る はいからさんが通る 見知らぬ国のトリッパー 魔法の妖精ペルシャ クラフト・ラブ プラレス3四郎 太陽の使者 鉄人28号 太陽の使者 鉄人28号 びん感!メカニック はーいステップジュン RHYTHM EMOTION 新機動戦記ガンダムW 疾風ザブングル 戦闘メカ・ザブングル 熱くなれたら シティハンター3 ゼンダマンの歌 ゼンダマン パタリロ! パタリロ(お題) 今日もどこかでデビルマン デビルマン 輝く瞳 巨神ゴーク れい♪ 曲名 作品名/歌手名 ちゅ、多様性。 チェンソーマン Don't Boo!ドンブラザーズ 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 花の塔 リコリス・リコイル アバターパーティー!ドンブラザーズ! 暴太郎戦隊ドンブラザーズ Sun Is Coming Up 映画ゆるキャン△ Trust・Last TV size 仮面ライダーギーツ Alive A life 仮面ライダー龍騎 ミックスナッツ SPY×FAMILY 堕天 よふかしのうた めざせポケモンマスター ポケットモンスター 海と真珠 海賊王女 M八七 シン・ウルトラマン 紅蓮華 TVサイズ 鬼滅の刃 一斉の声 夏目友人帳(お題) 星の旅人 かげきしょうじょ!! 冥途の子守唄 アキバ冥途戦争 2501 曲名 作品名/歌手名 Stray WOFL'S RAIN No Man's Dawn オーバーロードⅣ S_TEAM 鋼鉄城のカバネリ-乱-始まる軌跡 RESISTER ソードアートオンライン アリシゼーション yes フルメタルパニック!Invisible Victory NIGHT RUNNING BNA ANGELUS-アンジェラス- 犬夜叉 Hands up to the sky 86-エイティシックス THERE IS A REASON ノーゲーム・ノーライフ ゼロ White out ブギーポップは笑わない BRE@TH//LESS アルドノア・ゼロ Pradise Lost 喰霊-零 茜さす 夏目友人帳(お題) 時の記憶 僕の地球を守って 暁 暁のヨナ かにころっけ 曲名 作品名/歌手名 ドラマチックじゃなくても 久保さんは僕を許さない My Secret 会長はメイド様! 厭わない あやかしトライアングル マウスchuマウス マウス 名もない花 アルスの巨獣 浄歌 転生したらスライムだった件紅蓮の絆編 ドリームチェイサー ピグマリオ 夏の雪 後宮の鳥 永遠の花 藍より青し memento Re ゼロから始める異世界生活 Starry eyes~星の瞳~ アウトランダーズ(お題) アクセスはあなたから ぶっとびCCPU!! 雷火 平穏世代の韋駄天達 口トん 曲名 作品名/歌手名 This Love BLOOD+ アンインストール ぼくらの つないだ手 鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ 機動戦士ガンダムF91 さぁ まもって守護月天! TOMBI TRIGUN STAMPEDE Sacred Force 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's For LITTLE TAIL テイルコンチェルト 時を刻む唄 CLANNAD ~AFTER STORY~ 忘れてやらない ぼっち・ざ・ろっく! たった一つの想い GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO ファイター 3月のライオン(お題) インフェルノ ベルセルク エアマスター ROLLING1000tOON エルミカ 曲名 作品名/歌手名 A.I.C.O A.I.C.O Incarnation あの宇宙を征け タイタニア 輝く空の静寂には 黒執事Ⅱ 科学戦隊ダイナマン 科学戦隊ダイナマン 海と真珠 海賊王女 騎士行進曲 シドニア第九惑星戦役 misterioso 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 花右京メイド隊の歌 花右京メイド隊 百発百中とらぶるん♪ 姫様ご用心 HAPPY FLOWER だぁ!だぁ!だぁ! 暮れなずむ約束 ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra とべ!グレンダイザー UFOロボ グレンダイザー ひかりふる 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語 アムラシの歌~Beautiful Rain~ それでも世界は美しい(お題) ピカピカの太陽 学園アリス 真赤なスカーフ 宇宙戦艦ヤマト おおた 曲名 作品名/歌手名 Snow halation ラブライブ! Day1 ラブライブ!スーパースター!! i-n-g,I TRY!! ラブライブ!サンシャイン!! TOKIMEKI Runners ラブライブ!虹ヶ先スクールアイドル同好会 Jump up HIGH!! ラブライブ!サンシャイン!! もぎゅっと"love"で接近中! ラブライブ! あなただけDreaming 魔法のスターマジカルエミ ETERNAL BLEAZE 魔法少女リリカルなのはA's(お題) Spiritual Garden 魔法少女リリカルなのはA'S innocent starter 魔法少女リリカルなのは すぎや 曲名 作品名/歌手名 orion 3月のライオン(お題) KICK BACK チェンソーマン 一途 呪術廻線 ヲカモト 曲名 作品名/歌手名 SOUVENIR SPY FAMILY KICK BACK チェンソーマン ファイター 3月のライオン ラナ エスタブライフ クックロビン音頭 ぼくパタリロ!(お題) さきえる 曲名 作品名/歌手名 情熱の赤いバラ あたしンち 小さな恋のうた お隣の天使様 ケロッ! とマーチ ケロロ軍曹 Jumping!! きんいろモザイク Your Voice きんいろモザイク ぴかぴかの太陽 学園アリス(お題) コージ 曲名 作品名/歌手名 わが友わが命 宇宙海賊キャプテンハーロック 春の兆し 若草物語 ライコウ・マーチ ダイヤモンドアイ Oh!Sunday青春は日曜日 Oh!サンデー ミッチとアキラの底抜け日曜拳銃 地球へ… 地球へ… 私はマチコ まいっちんぐマチコ先生 シンドバットの冒険 アラビアンナイトシンドバットの冒険 そういうお主は? ワンワン三銃士 涙の法則 戦国魔神ゴーショーグン サイカ 三角窓の外側は夜 セーリング・フライ 伝説巨神イデオン接触篇 発動篇 旅立ちの序曲 銀河英雄伝説 太陽の王子ホルスの大冒険 太陽の王子ホルスの大冒険 薔薇の戦士 パタリロ(お題) 輪舞-ロンド- ヴァンパイア騎士(れい♪) 白い炎 スケバン刑事 全員歌唱 曲名 作品名/歌手名 お江戸はカーニバル 吉宗 スクランブル School Rumble STAND UP TO THE VICTERY~トゥ・ザ・ビクトリーー 機動戦士Vガンダム Trust・Last 仮面ライダーギーツ 俺こそオンリーワン 暴太郎戦隊ドンブラザーズ お願いマッスル ダンベル何キロもてる? 恋はエクスプロージョン 恋は世界征服のあとで Snow halation ラブライブ! 新時代 ONE PIECCE ILMRED 不死鳥のフランメ 戦姫絶唱シンフォギアG 未来へのフリューゲル 戦姫絶唱シンフォギアXV Gの閃光 ガンダムGのレコンギスタ Utauyo!!MIRACLE けいおん!! ここを編集
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◆未公開のムービー等が鑑賞できます。一定条件を満たす毎に追加されていきます。全12種類。 OUT LAW ~No Cut Version~ One The Love ~No Cut Version~ 바람에게 부탁해 (風にお願い) ~Conti Version~ Funky Chups ~Ache Works Version~ SIN ~No Cut Version~ Sunny Side ~No Cut Version~ Elastic Star ~No Cut Version~ Never Say ~No Cut Version~ Never Be the Same ~Not-Published Music Video~ DJMAX Online Movie ~Teaser Flash Movie~ DJMAX PORTABLE ~Opening Movie~ DJMAX PORTABLE ~Ending Credit~
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前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの朝は早い。 というか早くなってしまった。 他の学院生徒や職員より早く起きたルイズはユーノを肩に乗せてバリアジャケットを装着。 フライアーフィンを足下に光らせ、こっそり窓から飛び立つ。 学院周辺に広がる森の開けた場所の上を2、3回周り人がいないことを確認すると着地。 「今日はここで練習するわね」 肩から飛び降りたユーノが答える。 「うん。ちょっと待ってね」 ユーノは自然にできた広場にあるルイズの背よりも大きい岩に走り、拾っていた小石を3つ並べた。 「まずは魔力制御の練習だよ。ここに並べた石を魔法で1つずつ打ち落としていくんだ。たくさん魔力を使わなくてもいいからよく狙って」 「わかったわ」 ルイズはレンジングハートを構えて魔力を集中させる。 杖の先にある赤い球が光り始めた。 「シュートっ」 魔力が弾丸となって尾を引いて飛ぶ。 小石を乗せた岩の下の方にぶつかった。 「もう一回!」 今度は遙か上の方にそそれ、どこか遠くへ飛んで行ってしまった。 「ルイズ、魔力の球は飛ぶだけじゃなくて方向を変えることができるんだ。落ち着いて魔力を制御して」 「わ、解ってるわよそんなこと」 さらにもう一回。 右に少しそれて飛ぶ。 「左に……飛んで!」 魔力弾は左に急カーブ。 広場の端にある木に当たって爆発を起こす。 「このっ!!もう一回!!」 今度は下にずれたので上へ軌道修正。 空高く飛び上がった魔力弾は見えなくなってしまう。 「なんで思ったように飛ばないのよ!!」 5発目。 「この、このっ」 6発目。 「このっ、このっ、このっ」 7発目。 「このーーーーっ、このこのこのこのこのこのこのこの」 8、9、10、11、12…………もはや連発になって幾つ飛ばしたか解らない。 その度にどこかに当たって爆発が起こる。 「何でよ、何でよ!こんなにたくさん打ってるのに!!1つくらい当たりなさいよ!!!」 さらに撃ち続ける。 「る、ルイズ落ち着いて。落ち着いて制御して」 ルイズは連射を止める。 大きく吐いて息を止めた。 それから吸い込んで深呼吸。 「そうね……そうよね。こんなに小さいのを飛ばしているから当たらないのよね。もっと大いのを飛ばさないと」 「え?」 レイジングハートを構える。 足を広げて、重心は深く。 「な、何する気?」 虫の知らせというのだろうか、ユーノは背筋に氷を入れられたような感じがした。 「リリカル……マジカル」 新しい魔力弾が形成される。 その輝きはさっきまで連射してたものよりも遙かに大きい。 「ルイズ、今はそんなふうに出力あげるんじゃなくて小さくていいから魔力の制御を練習して!」 「うるさい!リリカル……マジカル!」 魔力弾の大きさはそのままに輝きが強くなる。 「そんなに強い魔力弾を作ったらコントロールが難しくなるよ!!」 「うるさい!うるさい!リリカル……マジカル」 輝きはさらに強くなる。 そしてルイズの周りの風景が陽炎のように揺れる。 「ルイズ、やり過ぎだよ。魔力が漏れてる!」 「いいの!これでいいの!!リリカル……マジカル」 魔力弾は眩しくてもう直視できない。 漏れ出た魔力に煽られ、風が渦巻き、周りの木々を揺らした。 「わ、わ、わ、わ。ルイズ、止めて、止めて、そのままじゃ……」 「リリカル……マジカル!!!!!」 「Overflow」 ルイズとユーノは空を見上げて地面に寝ている。 森にできていた広場は二回りくらい大きくなっていた。 さっきまで草に覆われていた地面は土が剥き出しになっている。 「ねえ、ユーノ」 「何?ルイズ」 空の色が少しずつ濃くなっていく。 「爆発……しちゃったね」 「魔力を溜めすぎたんだよ。ルイズがうまく制御できるようになったら爆発せずにもっと溜めることができるよ」 「そう……」 小鳥の声が聞こえる。 爆発で逃げていた小鳥たちが戻ってきていた。 「ねえ、ユーノ」 「何?ルイズ」 「わたし、制御の練習もっとがんばるわ」 「うん、それがいいよ」 ハンカチで顔を拭く。 顔についた煤で黒ずんでしまった。 「空……高いね」 「うん」 ユーノが咳を1つ。 口から黒い煙を噴いたように見えたのは気のせいだろうか。 顔を横に向けると爆発で剥き出しになった地面が見えた。 ずーっと遠くまで見ていくと爆発に耐えた草があった。 その草の葉にトンボがとまった。 光の線が走るような感覚がした。 「ユーノ!」 この感覚は間違いない。 もう、3回目になるあの感覚だ。 「うん、ジュエルシードだ」 ルイズはマントを翻して起き上がる。 ユーノも飛び起きてルイズの肩に飛び乗った。 「行くわよ」 フライアーフィンが足下で光る。 地面を蹴って、ルイズは空に飛び上がった。 朝靄の中を獣が歩いていた。 大きい獣だ。 というより猫だ。 平屋の建物よりずっと大きい猫が歩いている。 ずんずんと足音を立てて歩く。 立ち止まって大あくび。 その大きな猫を木の上から見ている少女がいた。 黒いマントと衣装を着た少女は手に持った黄色い宝石を着けた黒い杖を水平に持ち上げる。 「バルディッシュ。フォトンランサー。電撃」 少女は杖をバルディッシュと呼んだ。 バルディッシュは答える。 レイジングハートと同様に。 「Photon lancer.Full auto fire.」 杖の先に集まった魔力が光の槍となって撃ち出される。 光の槍を受けた大きな猫は悲鳴を上げ駆け出そうとした。 黒い少女は杖の方向を少しだけ変える。 今度は光の槍を大きな猫の足下に向けて飛ばした。 槍をいやがって足を上げた大きな猫が地響きを上げながら倒れる。 それを見届けていたフェイトは杖を少し下げた。 「Sealing form.Set up.」 声と共にバルディッシュは音を立てて形を変える。 側面から伸びるのは4つの光の羽。 光の羽が放電を起こし、バルディッシュの戦端に光球を作った。 「捕獲」 少女は光の大きさを確かめ、それを大きな猫に撃ち出した。 その光の動きをルイズが見たらどう思っただろうか。 光球は全くぶれることなく大きな猫に引き寄せられるように飛んだ。 ルイズにはできない完全なコントロールで。 猫に当たった光球は、爆発を起こす。 そう見えたのもつかの間、形を電撃の網に変え猫を捕らえた。 電撃に身を包まれた猫は悲鳴を上げ、苦しさを伝えようとするが少女はただ何かを待っているだけだった。 そして、それは起こった。 悲鳴を上げ続ける猫から浮かび上がるものがある。 ジュエルシードだ。 「Order?」 「ロストロギア。ジュエルシード。シリアル14」 猫がさらに大きな悲鳴を上げた。 それを聞いた少女は何を思ったのか、顔を少し俯かせる。 「封印」 「Yes sir.」 杖を振り上げればたちまち空には暗雲が立ちこめる。 暗雲の中には光の槍が無数に作られ、それらは全て地上に横たわる大きな猫に降り注ぐ。 「Sealing.」 それだけでは終わらない。 暗雲は見上げるほどもある猫を覆い尽くすような雷を吐き出した。 ふくれあがった雷の光があたりを包み、そして消える。 後には弱々しい鳴き声を上げる普通の猫と、その上に浮かぶジュエルシードがあった。 「Captured.」 バルディッシュの宣言と共にジェルシードは杖の中に消えた。 少女は水蒸気を吹き上げるバルディッシュを持つ手とは反対の手で猫をそっと持ち上げた。 「ごめんなさい」 少女は手の中で小さく動く猫の体についた傷をそっとなでる。 指についた血を見つめ、目を伏せた少女は森の中に消えようとした。 その時、少女を止める声があった。 「待ちなさい!」 空から降り立ったルイズがレイジングハートを構えていた。 ルイズは冷や汗を感じていた。 ついさっき見た雷の魔法の威力、そして精緻さにだ。 しかも 「ルイズ……あの魔法。ミッドチルダ式だよ」 ルイズはユーノの言葉に首を動かすだけで答える。 背を見せる黒い少女は動かない。 「あなた……誰?」 後ろ姿には見覚えがない。 服はバリアジャケットだから、それで誰かを知ることはできない。 黒い少女はゆっくりと体を回した。 「フォトンランサー」 光の槍がルイズに放たれる。 「危ない、ルイズ」 人の形になったユーノがルイズの前に降り立つ。 両手を前に着きだし、魔法陣のシールドを展開。 ぶつかったシールドと槍は互いに光を発した。 「きゃああっ」 突然の強い光にルイズは目を背け、腕で顔を覆う。 その間もシールドに槍が当たる音は続いていた。 「く……」 槍の音が終わる。 同時に目を焼く光もなくなる。 黒い少女も消えていた。 「ユーノ、さっきのって……」 「うん。魔導師だ。それに、ジュエルシードを集めてた」 ルイズはレイジングハートを強く握った。 指の関節が白くなる。 「あの娘の魔法……すごかった」 「ルイズも練習すればできるようになるよ。ルイズは才能があると思うから」 「ほんと?」 「うん」 ルイズは自分の顔が笑ってしまうのに気づいた。 だがユーノが振り向くのに気付くと、あわてて両端が上がっている口を押さえて隠した。 「じゃあ、もう少し練習しましょう」 「あ、ルイズ。もうみんな起きる時間だよ」 「あっ!」 この練習はみんなに知られたくなかっだ。 だから、みんなの前では今まで通りの生活を続けなくてはいけない。 「ユーノ。帰るわよ」 ユーノはフェレットに姿を変える。 ルイズはユーノを肩に乗せて学校に向けて飛んだ。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ
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前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ 空には2つの月と星。 机の上に置いた藁を敷き詰めた箱の中で怪我をしたフェレットが寝ていた。 ルイズは腕を枕に机に突っ伏して、そのフェレットを見ているた。 今日は本当に疲れた。 人間用の回復の秘薬は小動物には強すぎるので薄めないと使えない。 それを何回も何回も傷口に塗り続けている。 それでやっと治ってきた。 「ねえ、元気になってよね」 返事はない。 「早く名前くらいつけさせてよ。私はルイズって言うのよ。ご主人様の名前よ。しっかり覚えなさい」 やっぱり返事はない。 また指先に薬をつけて塗っていく。 「そうよね。まだコントラクト・サーヴァントもしてないんだものね」 だんだんまぶたが重くなる。 「手間の……かかる……使い魔ね……」 疲れ果てたルイズはそのまま夢の世界へ落ちるように旅立った。 ルイズが夢の世界へ旅立ってから少し立った頃、箱の中のフェレットは前足を立て、体を起こした。 ルイズの体をしげしげと見て、机から飛び降りる。 扉が少し開いているのを見つけると、フェレットはその隙間から部屋を出ていった。 ルイズが目を冷ましたのはまだ暗いときだった。 薬を塗る時間が過ぎたのにあわてて箱の中を手で探るがなにもない。 「どこ?私の使い魔、どこに行ったの?」 窓の外に赤く光る小さな点が見えた。 何か根拠があるわけではないがルイズはそれが使い魔が首からかけていた赤い宝石だと思った。 あわてて部屋を出て階段を駆け下りる。 外に出ると赤い光が消えるのが見えた。 あの先には学院の出入り口がある。 「外に出ちゃったの!?」 あわててルイズは追いかける足を速めた。 木の生い茂る森の中でも見失ったりはしなかった。 見えなくなる度に赤い光が見えて方向を教えてくれる。 木の根につまづいたり、枝が服を破いたりしたけど使い魔に逃げられるよりはずっとましだ。 走っているうちに随分遠くに来た気がする。 やがて少し開けた場所で赤い光が止まった。 追いついて使い魔をつかまえようと思ったが止めた。 使い魔が光りだしたからだ。 「な、なに?」 茂みに隠れてのぞき見ると、フェレットだった使い魔は人間の姿に変わっていった。 「あの男の子……」 どこかで……夢で見たような気がする。 男の子は周りを見回す。 ルイズの方を見た。 見つかった!と思ったとき、ルイズの後ろでうなり声がした。 「きゃあーーーーっ」 目だけが爛々と光る獣のような者がいた。 襲いかかってくる歪んだ影を見ると、ルイズの身はすくみ、思わず目をを閉じてしまった。 「ルイズ!」 名前を呼ばれ、目を開ける。 さっきのフェレットが変身した男の子がいた。 手を前に突きだし、光の魔法陣で獣を防いでいる。 「来ちゃったんだ……」 「え?なに?どういうこと?なんで私の名前を知ってるの?」 「それは……う……」 男の子がうめき出し、魔法陣の光が霞む。 獣が魔法陣から下がり、着地した反動で縮めた体を伸ばし、もう一度魔方陣めがけて突進する。 「うぁああああああ!」 「きゃああああ!」 消えかけた魔法陣では二人を守りきれない。 はじき飛ばされ、何度も地面を転がった。 「なにあれ。逃げないと」 手を引っ張って走り出そうとしたけど男の子の子はうずくまったまま動かない。 苦しそうに手で体を押さえていた。 フェレットだったらルイズが薬を塗った場所だ。 「あなた、やっぱり」 獣のうなり声がまたした。今度は上から。 ルイズは少年を引きずって飛び退く。 そばにある木が真っ二つに割れた。 「あんなのって……どうすればいいの?」 地面にめり込んだ獣が触手を出してもがいている。 すぐには出られないみたいだが、そんなに長くはかからないだろう。 あそこから出られたら捕まってしまう。 逃げても獣の方がずっと早い。 ルイズの手が男の子に引かれた。 「ルイズ……使って。魔法の力を」 「だめよ」 ルイズは叫ぶ。 「私には魔法が、魔法なんて使えないの!」 「大丈夫」 男の子は苦しそうだ。 「君には資質がある。だから、これを」 男の子はルイズに赤い宝石を握らせる。 「これ……」 「それを手に、目をとじて、心を澄ませて」 「え?これを」 何が何だか解らなかった。 「はやく!」 男の子が叫ぶ。 ルイズは男の子の言葉通りに目を閉じた。 「僕の言ったとおりに繰り返して」 「わかったわ」 「いい?いくよ」 「いいわ」 男の子が目を閉じる。 「我、使命を受けし者なり」「我、使命を受けし者なり」 男の子の言葉にルイズが続く。 宝石の光が強くなる。 「契約のもと、その力を解き放て」「契約のもと、その力を解き放て」 宝石から鼓動が聞こえた。 「風は空に、星は天に」「風は空に、星は天に」 ルイズの鼓動と宝石の鼓動が1つになる。 「そして不屈の心は」「そして不屈の心は」 宝石の力とルイズの魔力が合わさる。 ルイズと男の子の言葉も同時に響く。 「この胸に。この手に魔法を。レイジングハート、セットアップ!」 「stand by ready.set up.」 召喚の時に聞こえた異国の言葉をもう一度聞いた。 宝石の光がさらに広がった。光は天をつき、獣をひるませ、ルイズを驚かせる。 「落ち着いてイメージして。君の魔法を制御する魔法の杖の力を、そして君の身を守る強い衣服の姿を」 「いきなり言われてもそんなの……あ……」 思い出した。 学院に入学する少し前。わくわくしながらベッドの中で思い描いたこと。 誰にも負けないすごいメイジになった自分の姿を。 途端に、ルイズ自身が光り出す。服がほどけ、別の服が編み上げられる。手にはいつも持っている杖ではなく、もっと強い杖が握られる。 「成功だ」 光が消えたとき、男の子はルイズの新しい姿を見た。 ルイズは自分が考えたとおりの服着て、新しい杖を持った自分自身を見つけた。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ
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前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ ゴーレムの肩に乗るフーケはいつになく高揚していた。 ロングビルと名乗り、秘書を続けて、おまけにオスマンのあの行為に我慢してまで調査を続けた成果がこれから出るのだ。 それに今日はいつになく魔力が充実している。 それは気のせいかもしれないが、心躍らずにはいられない。 ジュエルシードは脈動するように明滅を始める。 明滅とともに魔力が少しずつ湧き出していく。 魔力は宝を願う者のためにゴーレムの中に広がっていく。 それはジュエルシードの力の正しい現れ方でもあった。 巨大なゴーレムの腕が宝物庫の壁にめがけて振り下ろされた。 その壁は強固なはずであった。 建築に使われた材料、技術、そして固定化の魔法。 いずれをとってもこれ以上の物はハルケギニア中を探してもそうはない。 その壁がいともたやすく砕け散り、大穴を開けた。 「なんだい。見かけの倒しの噂だけかい。これならとっととやるんだったね」 そうは言いながらも、フーケは自らの魔法の威力に満足する。 もっとも、その原因はゴーレムの中にあるジュエルシードが原因なのだが、彼女にはそれに気づく術はない。 周りには予想通り衛士はもちろん人影すらない。 とはいえ、ここでぐずぐずしているとすぐに見つかるのは目に見えている。 フーケは慣れた様子で円柱状のゴーレムの腕の上を走り、壁に開いた穴から宝物庫の中に走り込んだ。 中には様々な宝があるが、フーケのねらいはただ一つ。破壊の杖だ。 ロングビルとして目を通した資料の中には、宝物庫の図面もあった。 その図面を思い出しながら、壁を順番に見回したフーケは目当ての物を見つけた。 青い紋章入りの長方形の箱。それには『破壊の杖。持ち出し不可』と書かれたプレートが下がっている。 間違いない。この中に破壊の杖があるはずだ。 フーケはそれを抱え上げ、急いでゴーレムの元に戻る。 穴から外に出る前に一度振り返り、杖と降った。 『破壊の杖、確かに領収いたしました。土くれのフーケ』 魔法が壁にそう刻んだ。 ルイズは走りながらゴーレムが壁から腕を引き出す様子を見ていた。 素早く首を見回し、周囲を確認する。あたりには誰もいない。 ルイズはレイジングハートを手にし、小さくつぶやいた。 「レイジングハート、セット・アップ」 「stand by ready.set up.」 瞬きする時間もかけずにルイズはバリアジャケットで身を包む。 その横では人間の姿に変身したユーノがルイズと歩調を合わせている。 ルイズは足下にフライアー・フィンをつくり、ユーノとともに空に飛んだ。 空を飛べばゴーレムにはすぐに追いついた。 「ジュエルシードは、まだ暴走していないみたいだ。今なら被害も少ないはずだよ」 「そうね。早く回収しましょう」 レイジングハートと視線を塔から離れていくゴーレムに向けた。 「大きい……」 上空から見下ろした方がゴーレムの巨大さがよくわかった。 身長はおよそ30メイル。 以前ギーシュが暴走させたゴーレムよりずっと大きい。 暴走させずにあれを作り上げているのだとしたら、そのメイジはギーシュとは比べものにならない腕の持ち主なのだろう。 その巨体の中にジュエルシードがあるのは、広域サーチを使うまでもなくわかる。 あとはゴーレムの中からジュエルシードを取り出すだけだ。 「ディバインバスターを使えばいいんだけど……どうしよう」 ゴーレムを砲撃魔法で粉砕すればジュエルシードは見つかるだろう。 問題はゴーレムの肩に乗っている深くローブをかぶった人だ。 おそらくゴーレムを使い、宝物庫から何か盗み出した盗賊なのだろう。 ──いいのかな 人間をミッドチルダ式の魔法でジュエルシードの怪物同様に砲撃していいかどうか逡巡がある。 ユーノの顔をちらっと見る。使っていいかどうか聞きたいが、うまく切り出せない。 そんなルイズにレイジングハートがアドバイスを送った。 「No problem.Shoot Buster.Master.」 「それなら、そうしましょう」 問題がないのなら、それでいい。 「ルイズ、慎重にね」 ユーノはそう言うが撃っていいのなら盗賊だし、ゴーレムごと撃ち抜いてもかまわないだろう。 方針の決まったルイズは、ためらうことなく呪文を唱える。 「リリカル・マジカル」 ゴーレムもそれに乗った盗賊もルイズを気にすることなく、壁に向かって歩いていく。 その間にもルイズは魔力を溜めていく。 レイジングハートに魔力が満ち、その先に作られた魔力球がまぶしいほどに輝く。 「ディバイン・バスターーーー、シューーーーートっ」 光となった魔力が一直線に飛び、ゴーレムの頭部に直撃する。 爆発を起こしたゴーレムは少したたらを踏んで、その場に止まった。 吹き飛んだ頭部の跡には、青いジュエルシードが光っていた。 フーケに残された仕事は学院から逃げることだけだった。 塀を乗り越えて、少し行ったところでゴーレムをおとりにすれば誰にも見つかることはない。 上空に白い服を着たメイジがいるが、手をこまねいているだけだ。 あの距離で、しかもフライを使っているのなら攻撃魔法を使えるはずもないし、森の中に入ってしまえば簡単に隠れることもできる。 「さて、と」 独りごちるフーケは突如、いやな予感を感じた。 根拠はない。だが、今まで盗賊を続けてこられたのは、この予感というやつを軽視しなかったためでもある。 フーケは空に顔を起こし、目をむいた。 そこにはピンクの、明らかに魔法で作られた球体が輝度を増しつつあるのだ。 「なんだいあれは」 フライを使いながらの魔法、しかも輝きからわかるようにただごとでなく強力な魔法を使おうとしている。 見ているうちに球体はさらに輝きを増し、ついにはゴーレムに向かって降ってきたのだ。 光はゴーレムの頭部を押しつぶし、粉砕し、そして爆発を起こした。 巨大なゴーレムが頭部だけとはいえ、たった一撃で粉砕されたのだ。 「どんな魔法よ」 見たこともない魔法だ。 トリステインにあるアカデミーが開発した新式の魔法かもしれない。 いずれにせよ、上空にいるメイジが油断できない相手であることは間違いない。 「どうすりゃいいんだよ。いったい」 ゴーレムの一番大きな破損は頭部だけだが、動けるように修復するには少し時間がかかる。 その間に学院の衛士や王女の護衛が駆けつけるはずだ。 そっちは何とかなっても空のメイジがいる。あのメイジがまたさっきの魔法を使ったらどうしようもない。 「あいつから何とかしないとね」 だがフーケにはその手段がない。 フーケにはあの高さまで届く魔法はないのだ。 新たな願いを受けたジュエルシードは強く脈動を始める。 願いを叶えるには、このゴーレムだけでは難しかったが、ジュエルシードはその手段をすぐに見つける。 だが、それを使うにはさらに魔力が必要なはずだ。 そのためにより強く、より多くの魔力を作り出していく。 そしてジュエルシードは暴走した。 ゴーレムの頭部があった場所でジュエルシードの輝きが増す。 「これは?」 それに気づいたフーケはジュエルシードに近寄り、それをとろうと手を伸ばした。 泥が動く音がした。 フーケの周りで泥が波を打ち、盛り上がっていく。 ゴーレムの頭部が急速に修復していっているのだ。フーケを巻き込んで。 フーケは泥の波から逃れるために走ろうとしたが、泥を強く踏んだとたんに膝まで沈んでしまう。 「こ、この、何が起こってるんだい!」 フーケは、徐々に泥の中に埋まっていく。 膝から、腰へ、腰から胸へ、胸から首へ。 「この、この」 もがくたびに沈んでいく。 沈むたびにジュエルシードの輝きが増していく。 「こいつが……まさか」 フーケにはジュエルシードが何かはわからないし、何をしているのかもわからない。 それでも青い光を放つ宝石が、この異変の元凶だということは疑いようもなかった。 これをどうするのか、どうやればいいのか。そんなことはわからない。 わからないが、フーケはジュエルシードに手を伸ばした。 それをつかめばどうにかできると信じて。 その動きがさらにフーケを泥の中に埋めていく。 ──もう少し。 指先がジュエルシードにかかった。 フーケは目まで泥に埋まる。 ──もう少し。 フーケの頭が泥に埋まる。 そして、フーケの全ては泥の中に沈んでいった。 最後までもがき続けた腕もジュエルシードをつかむことなく、泥の中に消えた。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ